バイオシリーズでも名作と名高い4のREリメイク版が3月24日に発売となります。
3月10日に序盤が遊べる体験版が公開されたので早速ダウンロードしてみました。
体験版をプレイした感想をレビューしていきます。
体験版の仕様:どこまで遊べるか
どれくらい遊べるか
山村の広場まで遊べます。わたしは1時間ほど掛かりましたが、三人称視点のガンアクションに慣れている人なら30分程度だと思います。プレイ時間の制限は無いので何度でも繰り返し遊べます。
体験版だけの特典要素
この体験版には隠し要素として「Mad Chainsaw Mode」という超高難易度モードが収録されています。製品版にも収録されない体験版だけの特別モードとのことです。腕に自身のある方にはやりがいのがありますね。
バイオハザード4という作品について
2005年に発売されたシリーズ4作目のタイトルです。
前作の3まではプレイステーションでの発売でしたが、4はプレイステーション2とゲームキューブでの発売となったため、グラフィックは大きく向上しアクション性も高くなりました。
また、バイオが3人称視点のガンアクションゲームとなったのも4が初となります。
ストーリーの始まり
アンブレラ社によって引き起こされたバイオハザードによって未曾有の惨劇となった「ラクーン事件」から6年、主人公レオン・S・ケネディは政府のエージェントへと成長しました。
レオンは「誘拐された大統領の令嬢の捜索」の任務を与えられ、目撃情報のあったヨーロッパのとある山村に辿りついたところから物語が始まります。
実際にプレイしてみた感想:進化したグラフィックと操作感
グラフィックについて
夜明け前の森の中を徘徊するところから始まります。
しばらく歩くと1軒の小屋があり、当然中に入ることになります。
建物の中は不気味な雰囲気が漂っていて、何かが起こりそうな気しかしません。
部屋の明かりが灯っているため何者かが住んでいるであろうことが分かります。
グラフィックは恐怖感を演出するために、影や光の使い方や、流血などのいわゆるゴア表現も非常に緻密に作り込まれています。
また、余計なBGMはほとんど掛からず、靴の音や息遣い、動物や人のような者の声といった効果音だけが聞こえる中で進んでいくため、ホラーゲームに重要な没入感はかなりあります。
ちなみに公式での推奨スペックは以下のようになっています。
- プロセッサー: AMD Ryzen 5 3600 / Intel Core i7 8700
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: AMD Radeon RX 5700 / NVIDIA GeForce GTX 1070
この低スペック要件でこのグラフィックなら全く問題ないですね。
これに比べてFF15のPC版の重たかったことといったら。
アクション性と難易度について
アクションゲームが得意では無く、ダクソ系ゲームには手も足も出ないわたしが体験版をやった限りでは『なかなか難しいけど、やれないことは無いだろう』という印象です。
ガンシューティングがメインの本作ですが、ナイフを使っての近接攻撃もできます。
ただ、ナイフは振り回していると割りとすぐ壊れる仕様のため、あまり多用はできません。
本作はヘッドショットからの体術という流れが武器の消費を抑えるための重要な動きになりそうです。
ではナイフはあまり使わないのかというとそのようなことは無いです。ゾンビの攻撃にタイミグを合わせてナイフによるパリィで弾く事で無傷で攻撃回避ができます。
また、ステルス状態で背後から不意打ち、ダウンしたゾンビへの追撃などナイフの活躍する場面は多いです。
ナイフを壊さないように大事に使っていく必要がありそうですね。
今回の体験版ではナイフとハンドガン以外にもショットガンや手榴弾が使用できました。
ショットガンはゾンビを大きく怯ませることができます。
また手榴弾は投げる時の軌跡が表示されるので割りと扱いやすかったです。
まあアクション苦手なわたしがこれらを使いこなすにはかなりの練習を要しそうです。
デモ版でプレイできる最後に、山村の広場で大量のゾンビに襲われるイベントがあります。
最初はどうしていいのか分からず大量のゾンビに真向勝負して無残にやられていました。
こんなの自分の腕では絶対倒しきれないしどうしよう。。詰みかと一瞬思いましたが、何度かやっているうちに「ゾンビと正面から戦わずに生き延びれば良いのだ」ということを理解。
また、ソンビに見つかって乱戦になる前に、ステルスを使ってある程度数を間引いておくことができることも分かりました。
繰り返しプレイしてると段々と逃げ型のコツが分かり、窓を破って部屋を出入りしたり、はしごを使って屋根にも上れることを発見。
色々な逃げルートを確保することが出来て、6回目で無事クリアできました。
正直かなり楽しかったです!
操作感について
リアルよりにしているためか、行動に慣性が働くので、目の前のソンビに対してすぐに対処できないもどかしさを感じることがありました。
また、背後に回り込まれたりするとすぐ反応できなかったりします。
ただ操作性が悪いわけでわなく、UI廻りも直観的に操作できるように配慮されているので、アクション苦手なわたしでもとっつきやすかったです。
おかげで何度も失敗しても、もう一度挑戦やってみようという気になれました。といっても先のことを考えるとわたしの腕前では難易度変更は必死ですね。
ごく最近、死にゲーと言われる『Wo Long: Fallen Dynasty』のデモ版をやった時のような絶望感はなかったです。あちらはやられた時に何が起きたのかさえ分からなかったです。
まとめ:リマスターでも色褪せない名作
本作の製品版は3月24日です。体験版で操作感を確かめるとともに、体験版でしか遊べない超難易度モードにも挑戦してみてください。