2023年2月24日(Steam版は2月25日)発売のオクトパストラベラー2。
前作1も、スマホ版の大陸の覇者も未プレイのオクトラ初体験視点でオクトパストラベラー2体験版を遊んでみた感想を書いていきます。
SteamでのプレイなのでPCでのプレイ感も簡単にレビューしていきます!
体験版でできること
【体験版でやれること】
・ゲームを開始してから3時間までプレイ可能
・全てのキャラクターの1章までプレイ可能
・セーブデータはそのまま製品版へ引継ぎ可能
全てのキャラクターの1章までを3時間づつプレイできるようです。
学者オズバルドだけは2章までプレイできます。
ただし、製品版で1章以降が引き継げるキャラクターは1人だけになるようです。
オプション設定について
オプションは細かく設定できました。
フレームレート制限も30・60・120FPSまで段階的に設定可能です。
キーボード・マウスのキー設定も細かく設定ができるようになってます。
テキストとボイスも日本語・英語が別々に設定できるのも良い感じです。
初期設定のキーボーだけの操作でも違和感なくプレイできます。
また、他の作業をしたくてオクトラ2のウィンドウがアクティブじゃない場合にBGMがミュートなるのは非常に良かったです。ミンサガリマスターもこの仕様にして欲しかった。
キャラクター選択について
ゲームタイトル通りプレイアブルキャラクターは8人います。
剣士ヒカル・盗賊ソローネ・踊り子アグネアあたりが人気ありそうですね!
『ロマンシングサガ-ミンストレルソング』のように一度クリアしたら違うキャラクター選んで遊ぶ周回前提のゲームかと思ったのですが、少し調べてみたところどうも違うようでした。
オクトパストラベラーはキャラクターを切り替えながらそれぞれのストーリーを順番に進めていくことができるようです。
例えば、剣士ヒカル1章→盗賊ソローネ1章→踊り子アグネア1章→繰り返し他キャラの1章→2章へ・・・
といった感じで各キャラクターのストーリーを1回のプレイで満遍なくプレイすることもできるようなので、周回の必要はないみたいですね。
とりあえず今回の体験版では、私は物語が割と重たそうな38歳の学者オズバルドを選びました!
すべてのキャラクターのドット絵とイラストはどちらも非常にすばらしいです。
オクトパストラベラー2の特徴的なシステムについて
フィールドコマンド
NPCに対して特定の行動をおこなえる機能。前作から引き継がれているオクトパストラベラー独自の機能です。
NPCからアイテムを盗んだり、奪ったり、もらったり、仲間にしたりと色々できるようで、間違いなくレアアイテムを持っているNPCなんかもいるのでしょう。
前作の高評価レビューなんかを覗くとこの機能を絶賛しているものが多くあり、この仕様を楽しめるかどうかは重要なポイントです。
アクションを実行できるNPCはかなり多くいるため、やりがいは非常にありそうですが『やれることは全てやらないと先に進めない!』という方には逆に負担になるかもしれません。
昼と夜の切り替え
オクトパストラベラー2では昼と夜の概念があります。
昼⇔夜の切り替えはワンボタンいつでもできました。この仕様はグッドですね!
キーボードでは初期設定でTボタンで一発切り替え可能でした
昼と夜でどうやらキャラクターが使えるフィールドコマンドが異なるようです。
単純考えて、8人のキャラクターがいた場合、8人が2種類づつで一人のNPCに合計16回のフィールドコマンドが使えるということでしょうか。やり込みが捗りそうですね(白目)
戦闘システム
基本的な戦闘システム
JRPGでは昔から良くあるランダムエンカウントのターン制コマンド選択型の戦闘になります。
順番が回ってきたキャラクターからその都度コマンドを選んで戦うタイプの戦闘になります。
「ブレイク」システム
前作から引き継がれているこのゲームの基本となる戦闘システムです。
敵の弱点(WEAK)を突くことで敵のシールドを剥していき、シールドがゼロになると「ブレイク」となり敵がダウン状態になります。
この間に出来るだけ強い技を使って多くのダメージを与えることが重要になります。
敵には複数の弱点がありシールドの枚数も敵によって違います。
弱点を突くことが重要なので、単純に攻撃力の高い武器だけを使うのではなく、多種の武器や技を使ええるパーティー編制が重要になるのでしょう。
どこでブレイクさせて、どうやって大ダメージを狙うかという戦略をじっくり考えながらの進める戦闘は、ターン制のシステムと非常にマッチしていますね!
「底力」について
「底力」は前作から新しく追加された戦闘要素です。
敵からダーメジを受けたり、敵をブレイクすること溜まるゲージが満タンになると「底力」というスペシャルな力が発動できます。
発動する能力の効果は主人公によって異なります。
ここぞという時に使いたい大技ってとこですね!
戦闘システムの「感想」
「ブレイク」と「底力」を戦略的に使うことがこのゲームの戦略の肝であり楽しさですね。
シールドを壊して敵をダウン→HPを削る→シールド復活→再びダウンさせる→・・・以下繰り返し
という手順がマストになるため、この仕様が楽しいと思えるかが、このゲームにハマれるかどうかのポイントになりそうですね。
特徴的な戦闘システムではあるけれど、繰り返しやる雑魚戦でもこの戦闘を続けていくことになることを考えると後半になるほど、単調さも感じそうです。
使える技や仲間が増えてくると当然変わるとは思いますが、体験版のごく序盤でさえ、すでに雑魚戦が少し億劫に感じてしまいました。
弱点を突くという仕様の戦闘では女神転生やペルソナシリーズの「プレスターンバトル」が若干近いものがありますね。
こちらはボス戦や雑魚との初戦闘は緊張感があるけれど、攻め方が確立できれば雑魚戦は弱点をついて一方的に攻撃することで短時間で終わらせられるため、メリハリがあるように感じます。
ただ、製品版では2倍速機能があるようなので戦闘時間短縮できるよう改善されているようです!
ちなみに、戦闘は逃げることができて安心しました。たまに逃げられないゲームもありますよね。
成長要素について
敵を倒して経験値を稼ぐタイプの通常のレベルアップ制です。
序盤だけかもしれませんが、レベルアップも比較的早くレベルが上がるとHPとSPは全回復するためSP消費する技も出し惜しみしないで使用することができました。
前作のレビューではレベル上げが結構しんどいという評価もありましたが、今回はどうなっているか楽しみです。
ストーリーについて
体験版でやれる範囲なので良いとも悪いとも言えませんが、RPGでありがちな始まり方で、特別な目新しさは今のところ感じなかったです。
前作ではストーリーについて、キャラクターごとの絡みが希薄だったことが低評価として挙げられていることが多かったことを受けてか、2ではキャラクター同士のクロスストーリーが追加されているようなので期待したいですね!
キャラゲーの場合、感情入りにくいドット絵だからこそ驚きの伏線回収やストーリー展開って必要だと思います。
フルボイス、BGM、環境音と素材はとんでもなく良いのでストーリーに感動と驚きを!
グラフィックについて
今さら語るまでも無いのでしょうが「HD-2D」技術で作られたグラフィックは本当にすばらしいです。
このゲームで「HD-2D」の存在を知った方も多いのではないでしょうか。
ドット絵で奥行きの感じられる背景、陰影、建物や装飾物。戦闘でのエフェクトどれを取っても作り込みに感動します。
まとめ
2023年2月24日(Steam版は2月25日)発売の今作
PCゲームへの最適化も問題なく、読み込みのレスポンスも良好だったため、ストレス無くゲームはできそうです。
また、前作からの主な追加要素として
・プレイアブルキャラクター同士のクロスストーリー
・戦闘の倍速機能
・昼と夜の概念
・「底力」という大技
その他にも色々と細かな追加要素があります。
前作の仕様を大きく変えずに、正当後継作といったところですね!
気になるのはやっぱり前作で少し物足りなかったストーリーでしょうか。
いずれにしても発売間近のオクトパストラベラー2、期待が膨らみますね!
最後までご覧いただきありがとうございました!
© 2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.