ゲームを購入して実際にプレイしてみると色々な問題が出てくることがあります。
例えば
「購入したけどパソコンのスペックが足りなくてまともに遊べなかった…」
「システムが複雑で難しすぎて遊べない!」
「少しだけやってみたけど自分が思っていたゲームと違った。」
家庭用のゲームだと多くの場合は買ったことを後悔して諦めるしかありません。
一方で、Steamでは一定の条件付きで返金をリクエストすることができます。
この記事ではSteamでのゲームの返金方法とその条件について解説をしています。
□返品・返金リクエストができる条件
まず、どのような場合に返品リクエストができるか確認しておきましょう。
無条件で返品・返金リクエストができる条件
Steamではゲームの返金リクエストができる条件が2つあります。
2つの条件を共に満たしていれば理由を問わず返金リクエストが可能です。
条件① プレイ時間が2時間未満である
1つ目の条件はプレイ時間の制限です。2時間以上プレイすると返金ができなくなるため、時間に注意してください。当然ですが、ゲームの起動したまま放置している時間も含まれます。
条件② 購入から2週間以内である
2つ目の条件は期間の制限です。2週間を超えると返金できなくなるため、内容が自分に合っているか分からなかったり、PCスペックに不安があるようなゲームは、返金ができる期間内に一度プレイしておいたほうが良いでしょう。
このように、条件①と②の両方を満たしている場合に返金リクエストが無条件でできます。
特別に返品・返金リクエストができる場合
また少し特別な場合として、購入した直後にセールが開始されたタイトルについては、上記した2つの条件から外れていても返金リクエストができるようです。
承認されるかはVALVE社の裁量によりますが、せっかくのチャンスなのでリクエストしてみるのも良いかなと思います。
□返品・返金リクエストの方法
返品・返金リクエストの方法について解説をしていきます。
1.Steamサポートページに移動
Steamストアトップページから『ヘルプ』→『サポート』を左クリックしてください。
2.返金リクエストするゲームを検索
続いて、返金したいゲームを検索します。
『ゲーム、ソフトウェア等』を左クリックしてください。
『検索』の窓に返金したいゲームのタイトルを入力してください。
入力途中でも候補のタイトルが出ます。
製品の欄に対象のタイトルが出てくるので、左クリックしてください。
3.返金リクエストを申請
続いて、サポートに返金リクエストを申請します。
「この製品にどんな問題がありますか?」の一覧が表示されますが、この中で返金リクエストのサポートが受けられるのは『思っていたのと違いました』か『間違えて購入しました』の2つです。どちらかを左クリックしてください。
今回は『間違えて購入しました』を選択しました。
続いて、『返品をリクエストしたい』を左クリックしてください。
「返金方法を選択してください」をクリックして、希望する方法を選択してください。
2つ目の項目は購入方法によって少し内容が変わります。私は今回クレジットカードで購入したので『〇〇(カードの番号下2桁)で終わるVisaへ送金』と表示されています。
今回は『自分のSteamウォレットへ送金』を選択しました。
続いて「理由を教えてください」の一覧が出ます。当てはまるものを一つ選択してください。
今回は『間違えて購入しました』を選択しました。
返金理由を選択すると注記の欄が出てきますが、特別何も記入しなくても大丈夫です。
必要箇所に入力が終わったら、左下の『リクエストを提出』を左クリックしてください。
下の画面になれば、返金リクエストの完了です。
すぐに、登録しているメールアドレスに【返金リクエストを受付ました】というメールが届きます。
しばらくすると、【ご購入に対する返金が行われました】というメールが届きます。
今回は提出からほぼ1時間で返金完了のメールが届きました。
□【注意点】濫用は禁止、返品・返金できない商品もあります
返金リクエストは非常に手軽で、ユーザーにとって便利な救済システムですが濫用をするとリクエストが通らなくなる可能性があります。『ゲームを無料で試すためのシステムでは無い』と公式でも濫用についての注意が記載されています。
また、返品が出来ない商品もあります。
ダウンロードコンテンツなどの経験値や消費アイテムが入手できる商品や、ガチャ要素のある商品は返品対象外の物があるため注意をしてください。
□まとめ
最後に、返品・返金システムについてまとめました。
- プレイが2時間未満、購入2週間以内なら理由を問わず返金できる
- 購入直後にセールになった商品は返金リクエストができる
- 濫用すると返金に応じてくれなくなることもある
- ガチャ要素がある商品など、元々返金ができない商品もある
『返金リクエスト』はユーザーに寄り添った非常に便利なシステムですが、むやみやたらと使用しないように注意してください。最後までご覧いただきありがとうございました!